AnAn-POGA

今回は特にどの曲って話ではなく、バンドの紹介になってしまうかな。

AnAn-POGAは、元アングリポガチャンのEPPAIが結成した6人組リアルパンクバンドである。

動画を観ると、いかにもパンクな客を相手に、最終的に上半身裸になって観客席にダイブして演奏している姿が映っている。いかにもパンクバンド的なライブ風景はインパクトがあるが、出している音自体も相当にトンがっている。

歌は造語と思われる意味不明の歌詞で綴られ、その他のインストゥルメンタルはよくよく聴けばチャイルディッシュなラインを弾いているのだが、それがこの編成で奏でられるとパンクを通り越して、あたかもプログレ的にすら感じてしまうのは俺だけだろうか?

何よりも彼らをリアルパンクと呼びたくなってしまうのは、新ジャンルの音楽を自分たちで作り上げようという精神と、その行動による部分が大きい。
YouTubeには他にもリーダーのEPPAIがフジロックの会場まで赴いて、ゲリラライブをしている様子も投稿されている。

音楽を奏でるのに時と場所を選ばず、その行動は他人の反応を恐れない。
一般的なパンクバンドって、強面だけど中身はいい人ってのが圧倒的に多いんで、こういう人たちは本当に怖いし、それでいて惹かれてしまうのである。


ジンボ アラタ
Author ジンボ アラタ 90 Articles
東京都出身。日本工学院八王子専門学校コンピューターミュージック科卒業。その後は音楽とは別の道へ進むが、再び音楽の世界になんらかの形で関わって行こうと決意し、2007年より音楽イベントのオーガナイズを始める。