貴方に逢いたくて ~NETWORKS~

とにかく気持ちがいい。

1stの「Cafe」はその名の通りカフェで流すにも良さそうな雰囲気だが、鉤カッコ付きの「オシャレな音楽」とはちょっと違う気がする。人力だけどテクノのような反復、反復していきながらちょっとずつ変化していく様子はスティーブ・ライヒの音楽をぎゅっと凝縮したような印象と言ったら安易だろうか?

2ndの「White Sky」についても基本的な印象は同じ。アルバムの流れとしては1曲経るごとにアッパー系から段々ダウナー系になっていく感じで、曲順も秀逸だ。

テンポが良くて踊れる音楽なんだけど、ミニマルやドローンと呼ばれるようなジャンルを聴いている時の瞑想感がある。(この瞑想は比喩的な意味で文字通りのそれではない)

こんな例えをしたら怒られるかもしれないけど、多分MDMAをキメる感覚ってNETWORKSの音楽の気持ちよさに近いんだろうな。MDMAは純度の高いものであれば、キメている最中は勿論、ヌケていく時も気持ちがよくて変な中毒性がないんだそうだ。(経験者が某番組で語っていた)

さっきまで踊ってたはずなのに、最後は気持ちよく眠ってしまっている。そんな風に聴き手を導いてくれる音楽だ。

※ライブだとめっちゃ盛り上がるからとてもそうはならない。これは家で聴く場合限定の話。

久しぶりにウェブサイトをチェックしてみたら、コロナ禍でもできる範囲でライブもしているみたい。

是非行きたい。


Author ジンボ アラタ 115 Articles
東京都出身。日本工学院八王子専門学校コンピューターミュージック科卒業。その後は音楽とは別の道へ進むが、再び音楽の世界になんらかの形で関わって行こうと決意し、2007年より音楽イベントのオーガナイズを始める。